『エセルとアーネスト ふたりの物語』(2016)★★★☆☆

★★★☆☆

このアニメはどこかで見たタッチだなと思っていたら、「スノーマン」の絵本作家レイモンド・ブリッグズさんだったのか。確かに絵本をみているみたいだったな。

ストーリーはレイモンドさんの両親の人生、出会いから死までの40年を描いたもの。音楽や出て来るものが時代を表していて懐かしさを感じさせる。手回し式の脱水機やブラウン管テレビ、黒電話。毒ガス攻撃に備え配られたマスクやシェルターなんかも出てきて第二次世界大戦とその後の大変な時代を生き抜いたことがわかる。

美術じゃ食べていけないとご両親が息子の将来を嘆くシーンがあったけど、この映画をみたらご両親はどう思うんだろう?息子にこんな風に描いてもらえるなんてうれしいし息子が好きなことをやって生きているなんて最高だなーと私なら思うな。

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