『ジョー•ブラックをよろしく』(1998)★★★★☆

★★★★☆

65歳を間近に控えたビルの元に若い青年の姿を借りた死神が訪れる。死神は寿命を延ばす見返りにビルに人間界の案内役を命じ、人間の生活を楽しむのだが…。

自分の力ではどうにも出来ない死や恋について、それにどう向き合うのか。これがこの映画で語られている。

死神が人間の生活を通して感情や生きる喜びを知っていく姿は純粋で可愛らしい。スーザンはコーヒーショップで出会った青年に稲妻にうたれるような恋をしたのだと思ったけど、死神の心にも強く惹かれているよね。これはコーヒーショップで会った青年に恋をしているけど中身が死神だったらもっとよい、ってことなのかしら。どちらでもいいのかな。。。

ビルは死期が迫っていると知ってもなお生きがいの仕事を精力的に続け、家族との食事を大事にし、最期は家族に丁寧に感謝の気持ちを伝えた。これが毎日を全力で生きている人の去り方なのか。潔い。
〝去りがたい〟
〝それが生だ〟

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