『マイ・プレシャス・リスト』(2016)★★★★☆

★★★★☆

飛び級でハーバードに入学するほどの天才ながらコミュニケーション能力に欠けるキャリーがセラピストからすすめられた幸せにあるためのリストの6項目を実行するうちに起こるキャリーの変化が描かれている。

〝書を捨てよ、町へ出よう〟という言葉があるけど、キャリーに必要なのは誰かと交流し様々な経験をすることだったのでしょうね。IQが高い故の悩みみたいなものはあまり感じられなかったが、周りの人たちよりも自分が頭がいいと思っているからこその驕りみたいなものが他人との間に心の壁を作ってしまうのかもしれないなと思った。
作品中でキーとなっている「フラニーとズーイ」を私は読んだことがないのだが、これを読むとキャリーの心情がよりわかるのかな?

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